製作

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石田泰史製作オリジナルヴァイオリン

石田ヴァイオリン工房では、材料選びから製造までの全工程を手がけたオリジナルのヴァイオリンを制作しています。

ヴァイオリン族の弦楽器は約400年前にヨーロッパで生まれ育った楽器であるため、製作に使われる材料も主にヨーロッパ産の木材が使われます。
当工房では表板に音の良いイタリー産を、裏・横・ネック材に主としてボスニア産のカエデ材を10年以上自然乾燥させたものしか使いません。
なぜなら、部品の90%が木で出来ているヴァイオリンの素材となる木は、後でゆがみが出ないようにしっかりと枯らさなければならないためです。

アジア産木材は響きが適さないため、また人工乾燥した木材は楽器の成長を妨げると思われるため避けています。

音色の8割はニスで決まる

楽器に塗るニスは天然の樹脂と天然の色素を独自の配合で自作しています。15種類ほどの材料を毎回違う配分でそのヴァイオリンに合わせて調合します。
ニスは楽器の保護と美しさはもちろん音色を決める重要な役割を担っているため、その配合には長年の経験と探求が生かされています。

全工程をほぼ一人で手づくりで行うため大量生産ができず、現在では年に1、2本しか作っておりません。価格についてはご相談ください。
ご興味のある方は、一度当店にある楽器に触れてその音色をお確かめください。

石田ヴァイオリン工房

石田ヴァイオリン工房

〒811-1312 福岡市南区横手南町6-36
TEL :092-501-5960
FAX :092-501-6010